2008年6月1日日曜日

EcoJob9年目の抱負

今日は株式会社エコジョブ・ドットコム設立記念日です。8年が無事終了しました。まだまだ恥ずかしいばかりの会社ですが、おかげさまで毎年少しずつ伸びてきました。今年これまでの基礎固めから時期から、より本格的な企業への脱皮の年とするつもりです。今後とも宜しくお願いいたします。

2008年5月31日土曜日

予算の無駄・官の無駄 国民が官の改革の後押しをする時

 善良で意義ある仕事をしている公務員の方には申し訳ないですが、あまりに目に余る予算や官の無駄は徹底的に改革する時期に来ていると思います。

東京にいても、地方に行っても、あらゆるよころで無駄が目に付きます。例えば今仕事場の前で夜道路工事をしていて、煩くて集中出来ないので、喫茶店やホテルに時折避難していますが、素人から見てもまだ使える道路なので、工事内容を尋ねると、なんと「エコ道路」に作り変えているといいます。遮音や熱反射に優れているとのこと。しかし環境や近隣住民に実際そんな効果はない、無駄な事業だと推測します。

御蔵島では島の裏側に車で40分位行く道があり、人は誰も住んでなく日に車も人も数える程です。しかしその道には大理石で入口飾った橋四つ等はじめ、何十、百億かかっています。加えてそこから海岸に降りる道を、断崖にコンクリート吹きかけて何年にも渡りつくっていますが、毎年台風のたびに剥がれ、いまだに完成していません。島の人も「島の人の知恵を使えば、こんなに壊れることはない。昔からそうやって階段つくって海岸に降りていたのだから」と話しています。

こんなケースは予算・官の無駄の氷山の一角です。一方で環境問題や食料問題、資源・原油必要高等、必要な予算や問題は無数にあります。今官の改革について、政治の方からも本格的な動き(下記本参照)が出始めていますが、我々国民はこういう動きを強く応援していかないと、結局は犠牲はまた国民になるだけだと思います。

官僚国家の崩壊
中川秀直
http://www.nakagawahidenao.jp/pc/index.php

2008年5月24日土曜日

環境事業は「シンプル&自然利用」が!

 滋賀県の土壌汚染関連企業が、油汚染された土壌をバイオで浄化し、その土を昔の鉱山採掘で空いたの大穴に埋めて、木を植え山を修復する一石二鳥の事業を開始したので、視察に行ってきました。このように、環境事業は可能な限りシンプルで、自然の力を活用するのがやはり王道なのかと考えます。

次の日、なにかのエコツアー大賞をとった琵琶湖ほとり(写真)のかばたのある町「里山 命をめぐる水辺ツアー」に参加しました。かばたから流れる清流で野菜をあらったり、排水路も清流なので鮎の大群もいました。こういう自然は残していきたいものです。

琵琶湖「かばた」 エコツアー案内
http://www.matsu87.jp/sinasahi_midokoro.html

2008年5月18日日曜日

みらいじま御蔵島 臨時スタッフ研修終了・・・西表島珊瑚一斉産卵見学ツアーも募集!

 絶好の天気の中、赤ちゃんイルカをたくさん確認できました。太陽が眩しくウェットスーツなしでも気持ちよく潜れました。7月本番前にもう一度臨時研修回を実施したいと思っています。この時期のドルフィンスイムは、天候・海況・イルカの状況により、天国と地獄に分かれますが、今回のようにずべての状況が良かった時は、やはり最高です。

西表島 珊瑚産卵ダイブツアー
夏場の満月大潮の四日後に、珊瑚の一斉産卵があります。これを見に行くツアーです。
◆6/22(日)-25(水)2ボート付
¥86,200(3泊4日・食事無)
6/22(日)
羽田発08:55-11:30那覇着、那覇発12:45-13:40石垣着、石垣港14:30-15:10西表島
6/23(月)2ボートダイブ※ランチ付
6/24(火)※両日ナイトダイビング(¥8,400/1ダイブ)は現地清算です。
6/25(水)
西表発11:00-11:40石垣港、石垣発14:45-15:35那覇着、那覇発16:50-19:10羽田着
◆宿泊先:西表島・カンピラ荘、◆ダイビングサービス:コーラルスパーン、◆委託ツアー会社:PIT

2008年5月11日日曜日

バーのすすめ・・・エコバーも誕生

 お酒は飲むほうなので週に数回はバーに行きます。友人、NPO、環境ビジネス等と一緒の時もあれば、一人の時もあります。
ありがたいことに、四谷には酒、マスター、雰囲気の良い店が多いです。
一番お世話になっている店が「OFF ROAD」、地元の方、メディア関連の人が多いです。昨日は「正論」編集長が来ており、十代で極真の大山倍達の影響を受け、四国の芦原空手で十数年修行していたお話を聞き、僕も昔同様に影響を受け奄美大島に空手修行に行ったので、同じような考えの方がおられたことに驚きました。次に行く店は「OTIS」(写真)こちらは僕のシングルモルトの先生です。
御蔵でも、全て御蔵の木でつくったセンスの良いバー「カンブリ」がありとてもお勧めです。
最近驚いたのは、知人に池袋の環境系バー通称「たま月」の存在を紹介されたことです。「六ヶ所村ラプソティ」の監督やフェアトレード等の環境系グループが来ており、情報交換、良き出会いの場所にもなりました。また地元にも「宇佐美飲食店」という環境カフェがあり、有機の食材や酒、ゴミ出ない細かい工夫、洗剤やお絞まで気を使った、体と環境ににやさしいお店があります。

イギリスにいる時、パブの存在、そこでの議論が民主主義の発展に寄与したと言われました。確かにこのような場所があるのは、ありがたい限りです。

2008年5月6日火曜日

みらいじま 第2回スタッフ研修無事終了!

 第2回御蔵島スタッフ研修が無事終了しました。生まれたばかりの赤ちゃんイルカが、元気一杯御蔵の海を泳ぐ姿も確認できました。
黒潮本流が来ているため、流れに乗ってカツオやキハダマグロも通過しており、方々に鳥山(カツオ等に追われた鰯等が水面に上がり、鳥がそれらを狙う)ができています。これだけ人類が海洋資源を獲っているのに、まだ毎年同じようにこの海域を訪れるのはありがたい限りです。
一度生態系システムが壊れてからでは遅いので、カツオやキハダマグロの漁業資源管理は今が大事かもしれません。
第2回も意欲の高いスタッフが集まり、今夏に向けて頼もしい限りです。スタッフ希望者がGW研修だけで収まらなかったので、希望者多数の場合は、第3回臨時スタッフ研修を5月16夜~18日で開催するかもしれません。希望者は education@ecojob.com まで!

2008年5月2日金曜日

お勧めメディア 「朝日ニュースター」

マスメディアの中で、最近お勧めなのが「朝日ニュースター」です。
朝日グループのニュース・報道チャンネルですが、政治・経済・社会に対する情報が正確で、批評・批判も自由に行われており、必要ならば自らの朝日新聞等も痛烈に批判しています。独立志向の番組が多く、金子勝、葉千栄、田原総一郎等の番組がお勧めです。
メディアに最近欠けているのが、正確、公正、中立、本質、啓蒙、正義等ですが、それらを求めていく姿勢をその番組には感じます。通信衛星(CS)の24時間放送、全国のケーブルテレビか、スカパー!、e2 by スカパー!で有料で見れます。
下記お勧めの番組です。
・金子勝:ニュースにだまされるな!
・ニュースの深層
・葉千栄:NIPPONぶった斬り
・朝まで生、サンプロ等
あとアメリカの報道番組を紹介するTBSテレビの「CBSドキュメント」の番組や、その司会のピーター・バラカンも、環境的発言聞いていて相当骨のあるブロードキャスターです。電力系スポンサーから相当の圧力に耐えていると思います。こういう人や番組を応援していきたいものです。

2008年4月29日火曜日

みらいじま第1回御蔵島プログラム無事終了(スタッフ研修)

 「イルカたちに挟まれそうになった」とスタッフが興奮するほど、海では野生イルカたちが元気一杯です。天然記念物の南郷(島の南東裏側)に一泊(上写真)し、オオミズナギドリを観察しましたが、夜中飛び立つ時は耳裂けそうな程、何千羽の鳥たちの声のオーケストラでした。夜中の一時半から三十分ごとに音が大きくなっていき、三時頃は最大音量、全ての鳥が飛び立った後は、見事な静粛が残ります。また船頭さんからイセエビもらったり(一人一匹)、ちょうどこの時期咲いているえびね蘭の香りを楽しんだり、天候・自然に恵まれた研修でした。ただ海況は荒れていて修行のようでしたが。
今年の新人スタッフたちはやる気十分、向学心も強いです。現役スタッフも各自しっかり仕事や指導を行い頼もしくも感じました。この流れでいけば今年はより盛り上がりそうで、夏本番が楽しみです!

2008年4月26日土曜日

肺の奥がやられた・・・平日「夢の島」には気をつけよう

健康で言えば、病気はほとんどしてないし、ここ数年風邪や体調崩して寝込んでいません。化学物質には弱いですが。健康法は、風邪は引かないようにしてるくらいで、あとは食事も酒も、質にはこだわるけど、体欲するのもを好きな時好きなだけ飲食しています。薬やサプリメントも飲んだことありません。
つまりいたって元気な方ですが、今日は道で倒れそうになりました。東京の新木場駅前(夢の島)の大通りの十字路、上は湾岸道路のところで、タクシーを待っていて、肺に痛みと危機を感じてです。月末・金曜・午後三時ということもあり、まさに絶え間ない無数のディーゼル車が排気ガス(NO2やSPM等)を出し、壮絶な大気汚染でした。ここは元来下がゴミ埋立地、清掃工場もあるし、現代文明の負の部分の象徴のような環境です。
ここに運動場や競技場をたくさんつくる神経は異常です。ディーゼル車の多い平日にこんなところで運動したら、肺に良くないと思いますが。
最近夜の会合等一週間以上連続で続き、体弱ってたのもありますが、12時間経った今でも肺の奥に違和感を感じています。

2008年4月15日火曜日

御蔵の明日葉(あしたば)

御蔵島に今年のご挨拶に行って来ました。お世話になっている方々も皆とても元気でなによりでした。イルカたちも人と実際ぶつかる程絡んでくるくるとのこと。明日葉としいたけをたくさん御土産でもらいましたが、御蔵の明日葉は本当に別格の味です。水や腐葉土の質が違うのかもしれません。今事務所立ち寄り頂ければ、是非お試しを!

2008年4月12日土曜日

四谷ひろばオープン!! ビオトープ専門家募集!

今日「四谷ひろば」のオープニングセレモニーがありました。「四谷ひろば」は、旧小学校を、地域・世代交流、音楽、文化、芸術、パソコン教室、スポーツ、貸教室、おもちゃ博物館等の場として、地域が運営しております。この大きな試みは、今大きな問題なく離陸し始めています。諸課題はもちろん噴出しておりますが。

ビオトープまでやります!こどもたち主導で、旧学校内の荒廃した池や田んぼ(写真)を、理想のビオトープの場に作り変えます!専門家がいませんので、知恵と力を子供の背後から貸してくれるボランティアを募集です!EcoJobまでお知らせください。

みらいじま4月MTG&スタッフ説明会&備品整理


今日はみらいじまの活動も重なりました。御蔵島プログラムにおいては、御蔵で民宿を借りているので、宿や食事関連の備品のチェックや掃除が必要ですが、こういう地道な裏の仕事を、わざわざ休みの日に嫌な顔一つせず1日中黙々と頑張ってくれるスタッフがいるからこそ、御蔵でプログラムが出来るのです。またあるスタッフは、参加者費用を安くするために、船のチケットが安くなる優待券を、オークションで数百枚買い取ってくれました。みらいじまの料金が安めなのはこういう努力もまるからです。それぞれ感謝!

2008年4月11日金曜日

公務員の終身雇用制度の改革を

たまには世の中のお話も。
日本で多くの問題が噴出しているのは、国会議員に理念、見識、能力の低い人が多いのと、公務員問題が起因しているように思います。国会議員は我々国民が選んでいるから、その点は結局我々国民にも責任がありますが。国民も、議員に選挙応援の見返りを求めたり、町会等の暇つぶしで議員を呼んでいるようでは、議員もしっかりした仕事ができません。
昔「さきがけ」という政党があり、そこの「さきがけ塾」の一期生(田中秀征塾長)で勉強をしていました。今日はその二代目塾長の錦織淳先生(元首相補佐官、数回議員落選、弁護士)との酒宴がありましたが、ここまで理念、見識、能力の高い人が議員を落選している現状も、本当に日本の損失だと思います。

議員よりも国を悪くしているのが、今の公務員制度、悪しき公務員、過剰公務員の方々かもしれません。
もちろん良い公務員、能力があり、憲法の「国民全体への奉仕者」としての使命感をもつ公務員もおります。先日も税務署に素晴らしい公務員がおり、感動して土産に地元いちご大福を持参した程です。しかしこのような人は少数のような気がします。
能力・見識・責任感を失った公務員の解雇や、過剰人員の解雇は、せめて大手民間企業並に制度を変えないと、人件費だけでも国が傾いている大きな要因の気がしてなりません。大事なのは新卒採用の削減ではなく、意欲・能力失った人員の解雇だと考えます。

或は公務員の方々は、解雇のリスクが少ないからこそ、勇気をもって上に物を言い、自分の組織や仕事を改善・改革し、真に必要な仕事をして欲しいものです。
皆リスクを背負って生きている訳で、特権は誰にもありません。昔の武士階級には特権がありましたが、これは最大のリスク(命)を賭けた人たちだからです。

2008年4月10日木曜日

会社の選び方・・・離職率と言葉使い

たまには本業(EcoJob)のお話も。
今日はとあるお得意様に情報交換に行きました。EcoJobと同じ頃設立された環境系ベンチャーですが、弊社とは対極に(?)、短期間で一部上場までした果たした会社です。その努力も凄いのですが、加えて驚いたのが、EcoJobからもこれまでたくさん技術者等採用頂いたけれど、誰一人辞めていないとのことでした。
離職率の低い会社は、いろいろな角度から見ても、やはり良い会社が多いです。反対に離職率の高い会社は、どんなに業績良くても、何かしら問題があると思って良いかと思います。
あと僕が経営陣を判断する上で気にするのが、人材に対する言葉使いです。人を「使える、使えない」、「必要ある、必要ない」と平気で物扱いする人や会社は結局は三流で失礼です。そういう人や会社は、黙ってみてると、結局本業もダメになるケースが少なくありません。

2008年3月28日金曜日

池内了さんのコメント【化学物質問題:3】

宇宙物理学者で、世界平和アピール七人委員会のメンバーである池内了氏の日経新聞でのコメントが、化学物質過敏症に関するコメントで、一番簡潔で的を得ていると思います。下記要約です。

私たちは化学物質に大きな恩恵を受けてきた。食糧増産への寄与、伝染病減、工業製品を強化等の多くの効能だ。日常的に使われている人工化学物質は数万種類にもなるが、そのごく一部に、思いがけない問題が生じるようになった。
その一つに化学物質過敏症がある。
身辺の化学物質に対し過敏性を持つようになり、頭痛・めまい・いらつき・手足のしびれ・不眠・鼻炎・倦怠感など、さまざまな症状を示す人たちのことだ。建築材料のシックハウス症候群はじめ、排気ガス、シロアリ駆除剤、農薬、ゴミ焼却時の排出物など、他にも化学物質過敏症になる原因が多くある。
問題は個人差が大きいことで、平気な人から見れば理解できず、医者も無視しがちとなっていたが、今や日本の成人の化学物質過敏症の患者は70万人(2004年データ:現在200万とも)に達しており、診断・治療の研究進歩がが強く望まれている。
本来、体内に入れば悪い作用をする物質に敏感な人たちだから、化学物質「鋭敏」症と呼ぶべきではないだろうか。

園田純子さんからのメッセージ【化学物質問題:2】

シンガーソングライター園田純子さんの「化学物質過敏症」の日経新聞コラムが、ご自身のブログで全て掲載されました。
この病気は個人差が大きいですが、誰にでも発症の恐れがあります。体の薬物や化学物質に対する許容量を一定以上超えると引き起こされるとされています。僕は都心の幹線道路沿いで育っているからか、過敏症の気が強いです。島や森行くと途端に回復するから、自然は偉大です。
日常生活で無意識に体に受け入れているケースが本当に多いので、これは皆さんにも必読のコラムです。

園田純子さんプライベイトブログ
http://blog.goo.ne.jp/aqua_november

2008年3月26日水曜日

国立競技場のシック(sick)な香り【化学物質問題:1】

今年から国立競技場内のトレーニングセンター(トレセン)で数年ぶりに会員も戻り練習を開始しました。時間がなかなか取れず、週数回1回40分位で、3キロ走って皮縄跳び1000回の基礎練習でちょうど時間がきてしまいますが。トレセンは施設も機器も立派で非常に充実しています。

トラックも走れるのですが、苦手な化学物質臭がします。強くはないけど確実なシック(Sick:病気になる)な香りです。芝生の農薬等かと思い、競技場本部に聞いてみると、グラウンド芝生脇の下水溝に使う化学処理剤でないかとの答えでした。また風呂換気口から大量の化学物質臭がトラックに流れています。これは風呂に入れる大量の塩素が濃縮したものかもしれません。

トレセン会員のみならず、サーカー選手等はこのグラウンドで体力限界まで走り廻るので、これら化学物質を肺の奥まで取り入れるのは問題かもしれません。今度詳しく問い合わせしてみようと思います。

2008年3月19日水曜日

環境ビジネスのアジア市場300兆円に?

福田政権は、環境ビジネスに日本の経済成長の柱と目論んでいるようです。日本の省エネ技術を広め、2030年にアジアの環境ビジネスの市場規模を現在の5倍にあたる300兆円への拡大を軸にアジア各国とのつながりを深める「アジア経済・環境共同体構想」の原案を最近まとめました。

確かにアジアは環境問題が深刻な場所が多いので、環境ビジネスが発展することは、その改善に大きく貢献するでしょう。しかし、環境ビジネスを「環境事業や活動の中で、経済的採算性ととれるもの」と定義するとして、この構想でも支払ってくれる人がいないと成り立ちません。環境に一定の額を負担するという参加国共通の枠組み、ルール、規制作りをしなければ、絵に描いたもちです。

昔から環境ビジネス成長の予測、統計、構想等をいろいろ目にしますが、当たっているレポートはほとんど見たことがありません。

2008年3月8日土曜日

みらいじま 2008年 EcoDive 活動内容決定!

東京ボランティアセンターにてメンバー集合、グアム環境問題報告や珊瑚の勉強、また2008年みらいじまEcoDiveツアーの活動方針が決定しました。
【活動方針】環境活動とScubaDivingとの融合。国内外の美しい自然の島々にてスキューバーダイビングの満喫と各島々の環境問題の現状を調査・報告。
【活動内容】
①本物自然体感:国内外の生物多様性や魅力的地形等へのツアーの開催
②技術・学習: ダイビング技術向上(初級~上級)と環境問題の学習
③環境調査:  ゴミ・水処理・生物多様性等世界中共通の、島の環境問題の現状調査及び公表
※2008年度は、グアム、パラオ、バリ、インドネシア東部、ココ島、石垣、西表等を予定。

2008年3月1日土曜日

みらいじま 2008年御蔵島プログラム準備開始!

四谷地域センターにて、2008年みらいじまの御蔵島環境教育プログラム活動の準備MTG&スタッフ説明会が開催されました。今年度のプログラムスケジュール日程も決定!!詳しくはみらいじまHPで。
またボランティアスタッフ参加者&スタッフ候補生、短期御蔵島住込みアルバイト生、GWスタッフ研修参加者募集します!

2008年2月24日日曜日

四谷四丁目 田安・鎮護稲荷神社祭

 土地や地域には長年住んでた人の魂が宿っているかもしれません。江戸時代からこの町に住む人達が大事にお守りしてきた田安・鎮護稲荷神社神社に、年一回の神社祭で町民皆で頭を下げる時は、昔の人々と今の人々との歴史がつながる時かもしれません。春一番の風でしたが、恒例の餅つき大会も実施されました。

2008年2月17日日曜日

極真王者祝賀会

 新極真の塚越世界チャンピオンの優勝祝賀会に出席させて頂きました。日本人で外国人にパワー負けしない空手家は稀有です。恵まれた体に、相当の修練を積んだ結果で、心から敬意を表します。あともしも願いが叶うなら、テセイラ選手との極真王者統一戦を・・・
最近僕も何年かぶりにトレーニングを始めました。化学物質過敏症の方から、汗をかくと体から科学物質が抜けて楽になると聞きましたが、確かにトレーニング開始してから本当に化学物質に強くなりました。
(写真)塚越チャンピオンの道場生、後姿の緑代表横にはなぜか超合筋、キックの武田幸三さん。スーツから筋肉が浮き出ていた。
 

2008年2月12日火曜日

グアム島 EcoDiveプレツアー

 2月6日から10日までEcoDiveのプレツアーでグアムに行ってきました。

グアムは乱開発で潜るポイントがないと思い込んでいましたが、今回初ダイビングで、思いのほか珊瑚等や魚等生物多様性が豊かな海でした。今回は主に現地ショップを使わず、タンク等レンタルして、現地精通したスタッフと共に、自分たちで自由に潜ったのもいい経験でした。これだけ乱開発進んでいても豊かな自然、すっかり元気一杯に戻りました。

ただ案内してくれたスタッフ友人現地環境省研究員は下記問題点指摘しています。
①ゴミ処分場が限界で汚染浸水が周辺に漏れている(土壌・水質汚染)。
②古火力発電24時間不完全処理の煙を排出(大気汚染・気候変動)写真
③地域工場は、最温室効果ガス石炭で発電している(大気汚染・気候変動)
④水処理不備、⑤乱開発工事で珊瑚影響、⑥ダイバーやオニヒトデの珊瑚破壊

我々も結局は旅行中大量消費、大量ゴミ、珊瑚破壊等大迷惑をかけました。
ただグアムの下記4点について現状を調べ、レポートにしてネットで公表していきたいと思います。
環境破壊の現状を調べ、一般に知ってもらうのも、まずEcoDiveの一年目の仕事かもしれません。
①ゴミ処分場の現状
②水処理
③珊瑚状態
④火力発電所の現状

しかしアメリカ圏に行くたびに感じるのが、体を壊す程の寒い冷房、食べ切れないご飯、膨大なゴミ・・・
これは明らかに人類破滅への文明ですよ。

2008年2月5日火曜日

ソトコト今月号にみらいじま紹介

ソトコト3月号
「完全保存版LOVE&ボランティア NPO&NGO137」
環境教育のページです。
ソトコトはロハス発祥の雑誌です!

2008年1月31日木曜日

無責任な人々二 ・・・ 相手にする必要はないと思う

最近個々の環境問題に否定的な本やテレビについて、意見を聞かれることあります。それらを見ていないので正確には分かりませんが、内容をまた聞きするには、何事も注目されているものに対し、非難するレベルのものではないでしょうか。特に相手にする必要はないと思います。揚げ足をとるような学者やジャーナリズムも少なくありませんので。

ただ昔からそうですが、マスコミ等の環境問題の紹介で、断定のし過ぎや伝え方の間違いが目に付くのは事実です。その点の指摘は大事だと思います。

環境問題は、複雑で膨大な自然や生物のシステムを相手にるすので、どうしても完全なる科学的実証が難しかったり、不確性が残ります。そこら辺をつけば、一応論理を体裁立てて、反対のことを言うのも難しくありません。

日本の公害の歴史でも、あれだけの悲劇、辛苦、損害をを生み出した水俣病も、完全な科学的実証がされるまでの何十年かかりました。それは「工場から出る水銀は生物に影響がない」と無責任な学者が主張し、業界全体がそれに応援していたからです。その何十年の間工場からは水銀を排出され続け、最終的に膨大な悲劇と被害を生んでしまいました。その学者たちは責任を負っていません。

いつの時代も無責任な人々はいるものです。

国連にも出された水俣悲劇の象徴的写真(リンク)
http://www.pku.edu.cn/life/xuehui/yasp/pic-sheyingdashi/eugene%20smith/Tomoko%20Uemura%20in%20Her%20Bath.jpg

無責任な人々一 ・・・ 温室効果ガス代わりに放射能では

温室効果ガス排出の代わりに、放射能汚染はもっと困ります。

温室効果ガスによる気候変動(温暖化)は環境問題の一つです。先日のあるシンポジウムのパネルディスカッションを聞いていて、電力会社のある有名な方が、ちょうど温暖化問題で会場がヒートアップしている時に、「だからこそ環境問題を解決するために、二酸化炭素を出さない原子力をカーボンオフセットにしましょう」と話していて、腰を抜かしそうになりました。カーボンオフセットとは、本来発生二酸化炭素を植林やクリーンエネルギー等で相殺することです。

確かに原子力から多大な恩恵を受けています。温室効果ガスも出ません。ただなにが問題かと言えば、未だ放射性廃棄物の処理技術がなく、廃棄場所もまだ見つかっていないことです。それに加えて六ヶ所の核燃料サイクルは、実際に一定の放射能が大気や海中に排出されてしまいます。これらが将来、人類が手に負えない、取り返しのつかない、深刻な環境問題になることが予想されるからです。

しかしながら、将来の世代に対し、いったいどのような責任を持って、原子力をカーボンオフセットにしようと言えるのでしょうか。せめて少しでも処理技術等の目処がたってから発言して欲しいものです。

2008年1月21日月曜日

環境の世紀へ 今年は大きな一歩に

 長年環境のこと見ていると、時に大きく時代が動く時があります。今年はそんな年になりそうです。

環境といっても、注目されているのは「温室効果ガスによる気候変動」です。注意しなければいけないのは、これは環境問題の一つに過ぎません。他に世界的に見ても、廃棄物処理等、重要な問題は山積みです。

「不都合な真実」のゴアさんと国連IPCCのノーベル平和賞から加速した、気候変動(温暖化)対策への国際的な動きは、マスコミがついてきて大変な熱となり、その後ダボス会議や日本の施政方針演説、そして洞爺湖サミット(写真:会場)でも最重要課題となります。加えてアメリカでは温暖化対策や環境全般に興味を持つ民主党の勝利が予測されるので、この動きはしばら続くと思われます。

一点心配なのは、政府の施政方針演説やテレビ等マスコミの報道見ていると、熱が先走って客観的な事実や予測、対策が脇に追いやられることです。

大事なことは、熱だけでなく、事実や予測を整理・判断して、意味のある施策や枠組みづくりや、個人の日々着実な行動が大事だと思います。(写真:サミット会場の洞爺湖)

2008年1月15日火曜日

今年は、言って見ませんか!

 お店や事務所、学校等冷暖房で暑すぎたり、寒すぎたりすることが多々あります。温暖化問題がさけばれるなか、夏等冷房で寒すぎて体調壊すなどはまさに本末転倒です。お店等で実は皆が寒いと思っているケースも多々あります。

そのまま我慢していれば、

皆不快+事務所・店の経費大+温暖化等地球環境の悪化
ですが一言言って室温変えてもらえば、
皆快適+事務所・店の経費削減+地球環境にも配慮
となります!

誰しも一言言うのはすごく嫌なことだし、謙譲や我慢は日本の美徳ですが、明らかに三方皆損な場合は、言わないことは単なる「逃げ」になってしまいます。言い方気をつけて、勇気もって今年はどんどん「言い」ましょう!

しかしクレームはつまらないことでも疲れます。
地域の美化でも皆努力しているのに、新宿区公園局が地元公園の入口に自転車等置かれないためのバリケード(写真)をつくりました。これは、道の邪魔、美観悪、意味なし(取ったらまた直ぐ置かれる)の三点セットなので、区の担当者に撤去お願いしたら「道の半分は区の土地だから」という不明な回答で、なんとそのまま六ヶ月放置しっぱなしです。
先日町の新年会で新宿区長が来場していたのでこの話をすると「直ぐ撤去する」と憤慨してくれましたが、なんと区長ですら部下担当部署の抵抗にあっているそうです。能力とセンスのない区職員がいると皆が不幸ですが、こんなつまらないことでも言い続ける必要があるのでしょうね。

2008年1月10日木曜日

綺麗事

 銀座の82才の寿司職人の名店が、仏のミシュランで三ツ星取り話題になり、NHKの仕事の流儀でも放送していました。

「まだ私の寿司に改善の余地がある気がする」という向上心も尊敬しましたが、もう一つ驚いたのが、調理機器・器具や調味料入れ等にプラスッチク類がほとんどないことです。

レストランやお店に行くと、さりげなく調理場を見るようにしていますが、プラスチック類の多さに驚かされます。ものによっては、味も薄いオブラートがかかる感じや、環境ホルモンの心配等で好きではありません。実際厚生労働省でも最近規制が増えています。

名人は、調理器具も「綺麗事」でなければいけない、と話していましたが、それは味や環境(安全)の観点も本能的に感じているのかもしれません。今度お店で是非確認したいと思いましたが、予約は取れなさそうですね。

2008年1月5日土曜日

闘い の年に

今年も宜しくお願いします。12月は相当忙しくブログ書く余裕がありませんでしたが、今年は週一回は頑張りたいと思います。

さて本題です。年頭に思うのは、当たり前ですが、やはり平和がいいですね。戦争や闘いは最後まで避けるべきだし、イラク戦争など簡単に支持するのも許されません。日本はまだ平和ですが、来週末の給油法など暗殺されたブット氏のパキスタンとも深く関わってくるので、もはや他人事ではありません。

しかし社会の中でも嫌でも闘いはふりかかってきます。まだ新年一週間も経っていないのに、二件の環境系の裁判・紛争に関わることになりそうです。化学物質過敏症と地域の建築・開発の件で、共に大企業や行政等が相手で泣き寝入りも見過ごすことも出来ませんでした。ただ今の時代、地域や個人でも、主張や方法が間違っていなければ十分勝算あるのがありがたいです。
しかし世の中、個人では良い人多いけど、どうして組織になると人の痛みが分からなくなること多いのでしょうか。

環境ビジネスのある仲間は、司法試験まで受かって、弁護士資格も持つそうです。これは環境事業・活動を円滑に行う上で理想的です。明治時代の足尾銅山田中正造の時代から環境活動には裁判が付物です。

今年は鬼になることも多いと思い、この写真に鬼面を探していたら、こんなきれい鬼の写真見つけました。鬼蓮(オニバス)という東京都の天然記念物だそうです!闘いなど本来自分自身とやるもので、やっぱり他とは平和がいいですね。