2007年12月17日月曜日

あしたの国

 千葉の房総にて壮大な計画、「あしたの国」づくりが進行中です。

日頃敬意もつ環境ビジネスの大先輩社長との会合にて、「あしたの国」の責任者の方が同席されていて、縁あっていろいろ話をお聞きしました。
「あしたの国」とは、千葉・房総の里山なんと21万坪の所有地(写真)に、教育を中心に福祉、農業、商業、医薬、国際交流等を行いながら、暮らしも仕事もできる、新しいかたちのまちづくりです。来年まず小学部、中等部、高等部を中心に、保育所、幼稚園、共同作業所を開設するとのこと。ルドルフ・シュタイナーの理念に基づいているそうです。
このまちに、新エネルギーや環境福祉等の環境要素を取り入れていきたいとのことでした。計画は着実に進んでいるようです。是非成功を祈っています。
「あしたの国」 http://www.ashitanokuni.jp/

2007年11月30日金曜日

 先日環境就職の座談会で話した記事が、ecocoloの今月号に掲載中!

ecocolo (エココロ) 21号 2008年 1月号
今月号特集:新しい仕事探しの教科書
魅力的な会社は、みんな「社会環境」にまじめでした。各企業における「エコ意識」や「社会意識」の高さは、企業選びの“新基準”になりつつあります。そんな観点から、本誌がエコ企業業界のプロとともに選び抜いた、全11業界58社をご紹介。全社新卒&中途採用情報つきです! ecocolo: http://www.ecocolo.com/

環境ソリューション企業総覧(日刊工業新聞社)&環境GooでもEcoJob掲載中
http://eco.goo.ne.jp/business/keiei/solution07/h/

2007年11月20日火曜日

テニアン島とEcoDiveプレツアー

 週末はさんでテニアン島に行ってきました。サイパンとロタの間にある島で、EcoDiveでも海外活動拠点候補の一つです。今回御蔵の船頭さんも一緒でしたが、元来の漁・作業ダイバーは、やはり海のレベルが違いました。
EcoDiveの活動方針の詳細はまだ未定ですが、今いろいろな島に行きながら、何が必要か考えると、まず各島の環境負荷の正確な現状を調べることが大事かなと思っています。生物多様性の破壊状況や、工場や家庭からの排水、ゴミの流れ等です。
EcoDiveの基本方針は、「単にスキューバーダイビングを楽しむだけでなく、その地域の環境保全・修復活動や、抜本的な環境コンサルが出来ること」と考えています。
またEcoDive活動としては、スキューバーダイビングそのものの勉強や経験もより必要だと感じました。ドロップオフで有名なフレミングの海底70メートル潜ってみましたが(注:普通では絶対に真似しないでください)、その後のより安全な窒素の抜き方等、まだまだ地元オーナーや船頭さんから学ぶことが多すぎました。安全の範囲内で自然への探検の面白さもとことこん追求したいものです。

2007年11月13日火曜日

シックカー その後 返品

化学物質に弱いのでたまに返品しますが、まさか車まで返すとは思いませんでした。
販売店の店長が非常に理解のある方で、「実はこの車種は化学物質臭でやすい」と説明までしてくれたので、今回は問題なく返品出来ました。
前にシックハウス専門家から「事実をもとに論理的に説明すれば企業は返品受入れる」とアドバイス受けましたが、空気の入れ替えや各種触媒利用等僕なりに相当努力して、結果的が良くならなかったのも、返品受入れてくれた理由と店長が言ってました。

2007年11月9日金曜日

シックカー ご存知ですか

 EcoDive、みらいじま、朝日キャンプ用にと8人乗りの車を購入しましたが、これが異臭します。いくら換気してもとれません。車の異臭はいろいろ原因あるけど、この車は僕の苦手な化学物質系で、長時間乗ると、頭くらくら、イライラ、胸が苦しくなる、いわゆるシックカーでした。

これを機会にいろいろ調べてみると(下記本等)、結構放置されてきた危ない問題です。特に化学物質に弱い人には。反面シックハウス含めて、光触媒、空気触媒等で有害物質分解する環境技術もかなり発達していました。現在ディーラーと対策中ですが、シックカーの現状について追ってご報告します!(下記参考本)
『新車は化学物質で汚染されている!』
新車内等に漂うあの独特な香り、実は有害化学物質に他ならない。体調不良や化学物質過敏症、さらには交通事故の遠因の可能性さえ指摘される。自動車業界の内幕を知り尽くした著者の、渾身警告ルポ。中野博/現代書林
http://www.gendaishorin.co.jp/i/20061218_145624.php

その他シックカー関連マスコミ記事等
http://www31.ocn.ne.jp/~icee/sickcar.html
http://www.yomiuri.co.jp/atcars/nichiyou/20050509ni_01.htm

2007年11月3日土曜日

闘う人々 二 (げんさん 千葉県元名海岸の漁師)

 千葉県保田(館山手前)の元名海岸の漁師、げんさんには、昔朝日キャンプのセンターがあった時代からお世話になっています。

この地に、自然体験、カヤック・ダイビング、釣り・伝統漁等出来る拠点つくりを、この数年計画していました。先日小さい民宿が売り出て仮予約入れましたが、気になる匂いがあったので、げんさんにしたところ、悲しい事実が判明しました。

それは「野焼き」による汚染です。物件の周りいつも焦げた異臭がしていました。通常わら等燃やすだけなら問題はないけど、この周辺ではプラスチックから生ゴミまで、庭で全部燃やし、さらに昔の習慣で、土地改良や虫除けのため、焼却灰を庭に撒きしいています。

げんさん、野焼きの異臭に健康被害を直感し、分別指導をしてきたそうです。
「昔は磯の香り、季節の花の香りを楽しめたけど、今は焦げた匂いが多い」
「中卒の俺も分別して燃やすのに、裏の学校先生はプラスチックも燃やす」
「故郷も住むのもずっとここ、この環境守るために闘う」と話していました。
そして日々海岸に打ち上げられる膨大なゴミを、全て自分で集め、分別し、生木は乾かしてまで燃やし、不燃物は業者に出しているそうです。

昔朝日キャンプで使っていた和船を修復してくれたので漕いできましたが、沖で潜ってみると想像以上の豊かな生物多様性でした。今回物件購入はキャンセルしましたが、今後この海や環境を守るためビーチクリーニングや、野焼きの環境教育は、げんさんと共に活動したいと考えています。

写真上:先日夕暮れ小魚追ったイナダの群れが湾に入り竿持って採りに行くげんさん。写真下:修復された和船

2007年11月1日木曜日

闘う人々 一 (錦織淳弁護士、元首相補佐)

 闘わなければ取り返しがつかなくなる場面が、環境問題含め世の中しばしばあります。

錦織淳(にしこおりあつし)弁護士の事務所20周年パーティに出席しましたが、有明海諫早湾干拓問題や水俣病訴訟で闘っている方です。なんと参加者700人、さきがけ関係では渡海文部大臣も来て、「昔の同志は今も変わらない」と挨拶していました。

有明海の漁師さんも上京し、干拓事業による海産物減少の惨状を、「事業中止になるなら、殺されてもいい、将来の海を守るために」と命がけで訴えていました。この地は干拓前から何度も行きましたが、本当に豊かな海でした。それをを潰して、減反政策で必要性なくなった農地を作るという、怒りを通り越し、悲しい行政事業、まさに日本の「公共事業の無駄」、「自然・漁業資源破壊」の代表的なケースです。

弁護士、漁師さん共にまだ闘い続けるとのことなので、僕も出来る範囲で応援します。問題解決のためには、まず同じ考えを持つ人が結束・行動しなければいけませんので!

有明海漁民・市民ネットワーク
HP:  http://gyominet.hp.infoseek.co.jp/
Blog: http://blog.goo.ne.jp/gyomin-net/

2007年10月30日火曜日

雑誌ecocoloで話してきました

 ecocoloという雑誌ご存知ですか。女性向けの環境、健康、ライフスタイルの雑誌で、テレビ朝日の「宇宙船地球号」の最後に出てくるあのecocoloです。

来月号は「新しい仕事探しの教科書」というエコ就職関連の特集予定で、座談会形式にて、環境就職全般について3時間話してきました。CSRコンサルタントの方もためになる話をされていたので、興味ある人は是非ご購読ください(11月24日発売)!

この雑誌バックナンバーも読んでみると、「特集:あした、大島へ行こう ~東京で見つけた、秘密のエコアイランド~」等、なかなかEcoJobともみらいじまとも、価値観が近かったです。こういうおしゃれさと、環境の考えを持ち合わせた雑誌が出てくるのは、嬉しいものですね。

ecocolo: http://www.ecocolo.com/

2007年10月27日土曜日

オーガニックワインの実力

今年一番美味しかった赤ワイン

疲れた時赤ワイン飲みます。そういえば父も病気になった時赤ワインばかり飲んでました。聖書の時代から葡萄酒は滋養の飲物かもしれません。今年僕も疲れていたのか、春からずっと赤ワインです。元気な時はウイスキーですが。

そんなこんなで、今年もう80本くらい飲みました。上限市販で3000円、店で6000円位までで、専門店からスーパーまで、フランスから世界各国のものまで、ばらばらです。

素人なりに選んで、比較的世の中良いワイン多いなかで、本当に美味いと思ったのはこの一本だけです。数量限定なので、お店で見つけたら是非お試しを!デキャンティングすると尚旨いです。

IMO認定有機栽培 ミゲル・トーレス「トルメンタ・オーガニック・カベルネソーヴィニョン」(赤)チリ お勧めなのは2006年ものです。 

2007年10月22日月曜日

世界一 心の強い人

ボクシングの亀田家に怒ってる人は、おそらくTBSや主催者側にのせられているのだと思います。

格闘技の世界は、少し低俗な部分もあって、力道山時代から最近ではボブサップまで、マスコミ・主催者が結託して、悪役(ヒール)役をわざとつくります。観客や視聴者が怒れば、実際テレビも見てしまうし、関心(視聴率等)を高めることが目的です。亀田家は、その強さと低俗さを利用されているだけです。

ただ対戦相手に対して「ゴキブリ」発言や試合内容等見ると、ボクシングをここまで落としていいのかと、TBSや主催者側に許しがたい怒りと、悲しさを感じますね。

先週土曜日、新極真の世界大会をテレビで再度見ましたが、塚越チャンピオンが試合前のテレビインタビューで、

「夢は世界チャンピオンですが、一番強い人は一番心が折れなかった人、だから僕の真の夢は世界で一番心の強い人になることです。」

と答えていたことに、心を極める、武道、格闘技の真髄をみました。

また試合後のインタビューで、
「大きな体を生んでくれた両親に感謝、全てをサポートしてくれた妻に感謝」と答えていたのが印象的でした。

写真:新極真会
http://www.shinkyokushinkai.co.jp/

2007年10月19日金曜日

足尾銅山跡地と原発復興

 渡良瀬川流域の足尾銅山跡地に行ってきました。あの日本の環境の父、田中正造が頑張ったところです。

今は銅山も閉まり、観光化している部分もありますが、廃鉱山、廃町、廃墟の雰囲気は、悲しい雰囲気でした。廃駅等も見に行きましたが、途中集落全体が工場の異臭を漂わせているところも、いまだにありました。もう誰も責任持てず、放りっ放しなのですね。

今世界でウラン鉱山開発が全盛のようです。今後30年に世界で150基の新設が予定されているそうです。それに伴い原子力産業も復活しはじめています。ただ、原子力の光と闇、特に未だに高レベル廃棄物の捨て場がない現状や、既に訪れはじめている廃原子炉の後始末問題、これもまったく無計画と聞いています。銅山鉱毒のレベルではない問題です。

これらの問題を棚上げしたまま、世界中でどんどん原子力発電がつくられる現状は、単に次世代に、高レベル廃棄物のつけを増やすだけだと思います。

今の時代だけ、光を照らせば良いということではありませので。


と、みらいじまのスタッフから下記運動の情報が!早速登録しました。


「原子力は地球温暖化抑止に貢献しない」
https://www.greenpeace.or.jp/ssl/nuclear/nuke_cc_sando/

2007年10月15日月曜日

都心の廃校利用「四谷ひろば」準備委員会発足!

 母校「新宿区四谷第四小学校」が廃校となり、来年から「四谷ひろば」に生まれ変わります。

多世代交流、親子サロン、スポーツ、芸術、貸し集会室(教室)等のサービスを、旧校舎、運動場、体育館等を利用して、提供します。また校舎の半分を使い「東京おもちゃ美術館」もNPOにより開館されます。

しかし、なんと地域住民が企画・運営・管理しなければいけません。加えて、新宿区から最初数億円の耐震工事費や維持費以外は、ほぼ自主独立会計の必要があります。五年以内にうまくいかない場合は、全て区に戻す約束です。

今日「四谷ひろば運営協議会」が正式に設立され、流れの中で、僕も一定の責任を負う立場になりました。この学校は親兄弟、親戚、祖父まで卒業してますし。

しかしこれだけの施設の運営、マンパワーが絶対的に不足しているので、地元の協力者本当に大募集です!

四谷ひろば HP(仮)
http://www.yotsuya-hiroba.jp/

(イラスト)東京おもちゃ美術館から 一口館長募集中!
http://www13.plala.or.jp/goodtoy/ttm/

2007年10月14日日曜日

武道こそフェアな審判で

 新極真会の世界大会に招待頂きました。

大会も回を重ねるごとに充実し、優勝した塚越選手も110キロながら、とても斬れる下段回し蹴りでした。徹底的に走り込みを行ったそうです。長渕剛さんが招待席一番前にいましたが、日々トレーニング欠かさないらしく、50過ぎには思えない風貌でした。

武道競技での審判は、なによりもフェアでないといけません。

柔道シドニーオリンピック銀の篠原は明らかなジャッジミスで負けたし、極真会館前世界大会のブラジルのテイシェイラ対木山戦も、明らかな日本びいきの判定でした。新極真は限りなくフェアな団体ですが、準決勝の塚越とバレリーは、塚越選手が優勢だったとはいえ、判定結果としては再々延長なのかなとも思いました。

外国人・日本人関係なく、ホーム・アウェイ関係なく、とにかく審判はフェアでないと、観客も根本的にしらけてしまいますし、まさに必死で練習してきた選手たちに忍びないですから。

しかし塚越世界チャンピオンはじめ、さすが世界大会、全て素晴らしい選手同士の試合でした。


(写真)
格闘技WEBマガジンから http://www.gbring.com/

2007年10月13日土曜日

ノーベル平和賞と地球の掟

 「不都合な真実」等で、温暖化防止の啓蒙を続けているアル・ゴアさんとIPCCがノーベル平和賞を受賞しました。

ゴアさんは米副大統領になる前から、環境に関して熱心で、15年位前に書かれた本「地球の掟」(下記参照)は、僕も学生時代に強い影響を受け、その後環境分野に進む参考になった本でした。もう市販されていないのかもしれませんが。

ゴアさんは受賞を受けて、「温暖化問題は時間がないから、直ぐ啓蒙の仕事に戻る」、「大切なのは行動する意志だ」と、直ぐインタビューも切り上げたそうです。と、このブログを書きながら、目の前に無駄な電気が点いてることを発見。

日常の細かい努力なんですよね。

話は変わりますが、インドのガンジーは、5回ノーベル平和賞の候補になったけど、全て固辞したそうですね。確かにどんな伝統ある賞でも、賞は所詮賞ということでしょうか。

地球の掟
文明と環境のバランスを求めて
著者名
アル・ゴア/著 小杉隆/訳
出版社名
ダイヤモンド社
発行年月
1992年9月

2007年10月4日木曜日

みらいじま 今年の御蔵島プログラム無事終了!!

ご連絡遅れて恐縮ですが、先週末みらいじま第12回プログラム終了し、今年の全ての回が無事完了いたしました。

小2~60才の方まで延べ150人強の参加者・スタッフたちと、どの回も思い出深い貴重の時間を過ごさせて頂きました。

これも献身的なスタッフ、良心的な参加者、誠心誠意の島の方々、皆の力が合わさったおかげと、感謝しております。

みらいじまのこだわりは、環境教育とかいつくかありますが、以下の三つは最低限と考えています。
・怪我・事故を起こさない、
・参加者全員野生イルカと泳げる(最低限スノーケルで見られる)、
・自然体感や人を通じて夢や希望の場とする、
反省点は多々あるとしても、上二点は実現出来ました。三点目はそれぞれの感じ方にお任せしますが。

今年振り、特に嬉しかったことが二点。
一つは、みらいじまも少しずつプロ化してきた感があります。海指導や安全管理、子供たちのへ対応、環境教育、食事どれもスムースでした。天候の読み等も、台風等うまくずらせて、御蔵に全て行けて、延泊一回、漁船はなしですみました。

もう一つ嬉しかったのは、スタッフ、宿のおじさん、船頭さん等、皆が「もてなしの心」を持って活動し、それがうまく参加者と噛み合っていました。どの回のスタッフたちも誠心誠意活動していました。僕はそんな誠意あるみらいじまのスタッフたちを誇りに思っています。

みらいじま 一般プログラム(第12回)無事終了 

追ってご報告

2007年9月24日月曜日

みらいじま 一般プログラム(第11回)無事終了

追ってご報告

みらいじま 一般プログラム(第10回)無事終了

追ってご報告

2007年9月13日木曜日

エコラーメン 二

 最近夜な夜な食べに行ってしまうのが、「太陽のトマト麺」。有機トマト三個使ったスープ、かんすいの代わり豆乳使った麺、割り箸は使っていないし、なかなか健康や環境に配慮しています。

味も美味しいです。トマトスープとラーメンの相性が合うんですね。新たな発見でした。たいした会社です。こういう頑張っている外食は伸びて欲しいですね。
http://taiyo-tomato.com/

2007年9月10日月曜日

みらいじま 一般プログラム(第9回)無事終了

 台風が通過直後でしたので、先週金曜からの第9回開催悩みましたが、プログラム実施可能性や安全性は確保は出来ると判断し出発しました。

蓋を開けてみると悩んだのが嘘のように、とても良い自然条件で、各プログラムを十分実施できたた次第です。覚悟していた濁りも、どこからか来た流れ(深い海?)で押し流してくれきれいでしたが、水温はなんと19度でした。

自然相手の決断の場合、人間の力は限界あるので、出来ることは、妥当な情報をたくさん集め、その時の状況や不安、人にも惑わされず、最大限客観的に予測して、後は自然に全てを任せる、ということがつくづく大事だと再認識した次第です。

2007年9月6日木曜日

不思議な事件

元来だらしないのに加え、物に執着がない方なので、無くし物が多いです。

持っているもので、財布等大事なも意外は、存在を忘れがちです。自転車等も鍵けないから仕方ないのかもしれませんが。傘などはいつも2日とありません。先週もデジカメを御蔵の海底に・・・。

昨日は無くしていけないもの、TUTAYAで借りたDVD二枚を、新宿の蕎麦屋に忘れてしまいました。店にあるだろうと思い今日電話すると、「無い」とのことでした。

「誰か持っていってしまったのか・・・」「弁償しかない」そう覚悟決めて、TUTAYAに電話すると、なんともう二枚とも返してあるとのことでした。

店から持ってった人が返してくれたのか。或いは途中で必要なく捨てられたものを、良心的な人が拾って返してくれたのか。とにかく状況は分かりませんが、ありがたい結果でした。

TUTAYAでも稀な事件とのことです。そういえはものはよく無くなるけど、9割位戻ってきています。

10割戻ってくる世の中にしていきたいですね。まぁ無くさないのが一番ですが!

2007年9月1日土曜日

みらいじま初 スタッフ同士の結婚式

 本日みらいじまスタッフ同士の結婚式があり、心のこもった素敵な式でした。みらいじまの創成期、子供回開催等を築いてきたスタッフです。

今でこそ子供回も、モノフィンスタッフ等がイルカ誘い、スタッフ連携して、子供たちにイルカを誘導したりしていますが、みらいじま設立時は、子供回開催自体がまだ「目標」で、プログラムは全て大人回でした。

その後NPO法人化や子供回開催等、ひとつひとつスタッフたちがつくって来た小歴史が、今のみらいじまにつながっています。式に集った創成期からの懐かしいメンバーの面面を見ていて、そんなことを思いました。

家庭・家族を持っても、夢・希望ある自然体感プログラム等を、社会に提供し続けられることが、またひとつの理想かもしれませんね。

2007年8月26日日曜日

みらいじま 子供回プログラム(第8回)無事終了


みらいじまこども最終回、天気も海もイルカも非常に良く、特に最終日のドルフィンは、半分以上は海の中にいて、ゆっくりイルカと戯れることが出来ました。こどもたちも別世界を感じることが出来たと思います。

ドルフィンスイムも皆すごい上達しました。最初の日、海怖くて、舟でも前向けず、ライフジャケット着て後ろ向いて座っていた小4の女の子も、最終日には、ライフジャケットも着ず、イルカたちを追って自由自在に泳ぎまわっていました。

こども回特有の一人一人の喜怒哀楽の人間的ドラマもありました。スタッフが「こども回は疲労も5倍だけど、感動も5倍」と言っていましたが、深く濃い回でした。

環境現場講座は、環境意識の高い子や中学生は理解している様子でしたが、小さい子にはまだ難しそうです。また食事も、化学調味料等使わない料理に、最初戸惑う子もいましたが、味の濃い薄いを話し合ったり、またある野菜を毛嫌いする子が、調理の工夫で知らず知らず食べていたり、子供たちにとって良い機会だった思います。

現場スタッフが一丸となれたことも、プログラム進行や雰囲気づくりにとても良かったです、本当にお疲れ様でした。またプログラムの成功には、船予約や備品準備等、今回参加出来なかったスタッフの東京での裏仕事も忘れてはいけません。

御蔵島現地の宿のおじさんや船頭さん一家の変わらずの協力、ご好意も、とてもありがたいものでした。

皆の善意・努力の集結で、思い出深く良いプログラムが出来たと思います。ありがとうございました。

2007年8月22日水曜日

朝日海キャンプ

 NPO朝日キャンプで、知的障害者の海レク安全指導でまた保田で一泊してきました。海や自然は、障害の有無関係なく、心底から人を喜ばせてくれます。

2007年8月20日月曜日

冷房の設定温度30℃のおすすめ

これだけ猛暑になると、冷房嫌いの僕も、そのありがたみが分かります。

ただほとんどの暑さは、冷房でなく除湿機能で対応できてますが、それ以上の暑さの場合最近発見したのが、設定温度30℃です。

涼しくもないのですが、猛暑の暑さと湿気が抜けて、なかなか快適です。

もうひとつの利点が、冷房疲れや体調不良がまったくないことです。僕もこの時期一年でも相当どたばたしているので、体調管理に気を使っています。

外から帰ってきた時強くする必要あるかもしれませんが、後は設定30℃お勧めです。

人にも環境にも、かなり良いです。冷房は何よりも電気食いますし。

是非お試しください!

2007年8月19日日曜日

櫓(ろ)漕ぎ船の利用案募集!




千葉の館山の手前に保田という場所があります。東京から2時間位の、海も山(鋸山)も楽しめる良いロケーションです。

またここはかつて40年間にわたり朝日キャンプの本拠地があった場所です。船も数艘持っておりました。そのうちの一艘、櫓漕ぎ船(写真)が地元の漁師さんのご厚意で完全復活したとのことで、今後の維持・管理・利用の検討を含めて、見に行きました。
まだ朝日キャンプでもみらいじまでも現在検討中ですが、日本の伝統である櫓漕ぎ船や、漁師さんから伝統漁を学ぶ、「海の学校」等を考えています。佐世保市では、既に「伝馬船エコツアー」(写真下)等もあります。http://www.city.sasebo.nagasaki.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AC020000&WIT_oid=icityv2::Contents::5292

なにか良い案あったら、一報ご連絡くださいませ!櫓船はとてもゆったりしていて面白いですよ。漕げるようになると推進力も強いので、海での活動範囲も広くなります。日本の海の伝統も引き継いでいきたいですしね。

2007年8月18日土曜日

初富士山




相当な海派の方ですが、知人との長らくの約束で富士山に登ってきました。ご来光というのは、確かに感動するものでしたよ!

2007年8月11日土曜日

都心のお盆



地元四谷四丁目の青年部先輩方が、今年初めて「大木戸ガーデン」なるイベントが企画・開催し大盛況でした。

お祭りや盆踊りとはまた違い、ビアガーデンに、スイカ割りやゲーム等模擬店を加えて、子供から大人まで楽しるイベントです。

地元同士や、今年帰省しなかった人等が、ゆっくりコミュニケーションを図れる稀な機会としても良かったです。

お盆の時期は、都心は車も人も少なく、同じ場所なのに、帰省したゆっくりした気持ちを味わえます。

2007年8月9日木曜日

原発の場所決める時も「いい加減」だったとは

 新潟県中越沖地震により、柏崎刈羽原発で深刻なトラブルを招いた問題で、計画時の耐震基準の設定が、古い地震計のデータに基づいて、低く見積もっていたことを、当時計画に関与した専門家が認めたとのこと。

東京電力は震源域の海底の震源断層を詳細調査するそうですが、このような調査は原発計画時に徹底的にやっていたと信じていました。しかもこの地域一帯は砂地で、地震後液状化現象を起こしてるといいます。

そもそも原発自体が、放射性廃棄物処理方法や処分場が決まっていないのに、国や電力会社が自信もって推進していることに、「いい加減」さを感じていましたが、計画時の場所選定まで「いい加減」だったとは想像以上でした。念には念を入れてを建設場所決めていると信じていたので。

地球温暖化問題を、その「いい加減」な原発の隠れ蓑(かくれみの)にして、原子力を大々的に推進しているところが、また開いた口がふさがりません。

Co2出さなくても、放射能出したら終りですよ。

2007年8月7日火曜日

飼い主募集!

 数週間前、知人が朝の出勤時、自転車の脇に子猫が捨てられていたそうです。

衰弱した状態でよろよろ寄ってきて、足に顔乗せて気を失ったので、直ぐ病院に連れて行き、その後は元気に回復しました。

数週間家で預かったけど、マンションのため猫飼えず、飼い主を見つけてくれる病院に預けたところ、一ヶ月で飼い主見つからないと安楽死させられるとのこと。病院で分かれる時の猫の痛々しい鳴き声が、まだ耳から離れないそうです。

猫飼いたい方、その他良い情報あったら、教えて頂ければ幸いです。

blog@ecojob.com

2007年8月6日月曜日

みらいじま 子供回プログラム(第7回)無事終了







台風で1日延期して、天候にも恵まれ第7回御蔵島環境教育プログラム(子供回)無事終了!

2007年7月29日日曜日

みらいじま 家族向けプログラム(第6回)無事終了



天候にも恵まれ第6回御蔵島環境教育プログラム(家族回)無事終了!

写真:
親子イルカの群れへ
生ゴミ肥料化施設にて

2007年7月22日日曜日

みらいじま 一般プログラム(第5回)無事終了




みらいじま夏本番プログラムスタート!

天候にも恵まれ第5回御蔵島環境教育プログラム(大人向け)無事終了!

2007年7月8日日曜日

EcoDiveのダイブマスター(DM)講習無事終了

 EcoDiveの準備として、先月からダイブマスター(DM)5人で講習開始しましたが、僕含めて3名が今日無事終了、2名は近日終了予定です!

御蔵プログラムが終了する秋くらいから、活動理念・内容をつめて、動き出したいと思っています。

DM講習は計8日間でした。仕事の都合で徹夜明け一日四ダイブ実習(真似しないでくださいね)や、遠泳・立ち泳ぎ等体力的な厳しさもありましたが、それよりも宿のシックハウスがすごく、違う意味で苦しい講習となりました。

体は多少体無理しても、きれいな空気や水があれば直ぐに回復するのですが、シックハウスだけはどうやってもだめです。というか我慢してはいけないものなのでしょう。単なる普通の空気がどれだけ大切さかを感じた次第です。

シックハウスの家で、改築等出来ない場合は、一に換気、二に換気、三に観葉植物でしょうか。最近はダイキンで一定のシックハウス対応の空気清浄機も出ています!

写真:立ち泳ぎ15分の最後

2007年7月1日日曜日

みらいじまこども説明会無事終了

 

説明会、たくさんのご来場誠にありがとうございました。説明会の最後にも話ましたが、子供たちには、大自然の御蔵島にて、思う存分野生イルカと戯れてもらい、大自然を感じ、環境問題等にも触れてもらえばと思います。

みらいじまとしては、これまで大事に育てたこられたお子様たちを、今回大自然の御蔵島という環境で、お預かりする重みも責任も、僕もスタッフ一同も理解しているつもりですので、最大限冒険と自由に挑戦しつつも、なによりも安全を最優先にプログラムを実施させて頂きます!

2007年6月19日火曜日

電磁波で小児白血病の発症率2倍に WHOついに勧告

電子レンジなど電化製品や高圧送電線が出す超低周波電磁波の人体影響について、世界保健機(WHO)が常時一定以上の電磁波にさらされていると小児白血病の発症率が二倍になる」として、各国に対策法の整備など予防的な措置を取ることを求める勧告しました。

昔から強く疑われていたことなので、もっと早い対策をしていれば、小児白血病の犠牲者が減らすことは出来たと思います。

やはり今の時代自分の身は自分で気をつけるしかありません。

しかしこれだけ、生活に密着した重要注意事項にも関わらず、マスコミがあまり大きく報道しないのは、電力会社や家電メーカーとの広告等の関係があるのでしょうか。朝のTBSニュースと東京新聞でしか見てません。最近報道評価の高い東京新聞のリンクです。

家電の電磁波法整備を WHO 初の国際指針で勧告
2007年6月18日 東京新聞朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007061802025031.html

2007年6月18日月曜日

EcoDiveのダイブマスター(DM)受講開始



城ヶ崎の「ドルフィンウェーブ」というダイビングショップで、まず参加日程可能な4名がDM講習受講開始しました。7月中旬までの計4週末(8日)で取得予定です。初回はファンダイブの人3名の入れて計7名のメンバーが集りました。

あと三週末いるのでDMだけでなく、オープンウォーター取りたい人、富戸ファンダイブ等興味ある人、まだまだご参加ください。

まだ海は冷たく(20度弱)、土日は込んでて慌しいので、快適ではありませんが、生き物は結構います。運良くメール級の巨大アオリイカの群れを見ることが出来ました。海から出た後の温泉舟も助かります。



2007年6月13日水曜日

礼文島

年一回親戚とのアドベンチャー旅行で、花咲く一番よい時期というので、日本最北端の島礼文島にトレッキングに行ってきました。ゴマアザラシも見れて、愛らしいしぐさでした。





2007年6月5日火曜日

骨ある記事発見・・・「電力自由化の欺瞞」

 海外に比べると、風力等のクリーンエネルギー業界が伸びが低いです。取引先の風力ベンチャーもいばらの道を進んでいます。

その大きな理由は、政、官、財のトライアングルに守られた、電力会社の独占体制です。経済産業省からの電力業界への天下り数は最大級と言われています。

そんな現状をつぶさにレポートした骨ある記事が、経済誌の「週間ダイヤモンド」の今週号に掲載されています。

電力業界からの、広告費打ち切り等、マスコミへの陰湿な圧力は有名ですが、業界に不利益をもたらす活動家等の個人情報を集めた「ブラックリスト」等は世間で極秘にされていると言われています。

そんななか、経済誌がこのような記事を掲載することは、マスコミの使命に忠実な雑誌であると言えます。今週は「地球温暖化問題の真実」等の特集もあるので、是非お勧めです。

2007年6月4日月曜日

女子高校生から学んだこと

6月第1週の週末は、地元東京の四谷(須賀神社)のお祭りで、この週末も熱気に包まれた2日間でした。

祭りは、お神輿を担いで、休憩、また担いで、休憩というサイクルがずっと続きます。暑い中、水分補給が大切なので、休憩時には、紙コップに麦茶等が入れられ、手際良く参加者に配られます。ただ一つの神輿に百何十人もいるので、コップは一回で使い切りです。

そんな中ある休憩時に、彼氏の写真を携帯で見せあったりして騒いでいた女子高生の地元の参加者が、自発的にマジック持って来て、コップを繰り返し使うために、自分の名前を書き始めました。そして僕にもコップを持って来て「ハイ、名前書いてくださいね、もったいないから!」と。

環境人材会社、環境教育NPO代表という立場に関わらず、見事に女子高校生から環境教育を受けました。しかしこういう子たちもたくさんいるのもまた事実で、未来に希望を感じた次第です。

2007年5月27日日曜日

ひとのお金は最小限に

この週末は、NPOみらいじま定期ミーティング、NPO朝日キャンプの総会、地元四谷祭りの寄付集金等がありました。

この種の活動で時に違和感を感じるのが、会費や寄付やお金をたくさん集めるのが「良いこと」という風潮が、運営側にあることです。

僕の考えですが非営利・営利関係なくどんな事業主体も、

①まず自主独立の努力・模索をして、会費や寄付に頼らない方が良い
しかし
②どんな価値や必要性があっても、経済サイクルにのらない事業・活動もあるので、その分だけ最小限の会費や寄付を募る

というスタンスが大事と思っています。

2007年5月21日月曜日

厳しい海でした(みらいじま第4回報告)

 みらいじまの参加者アンケートにありましたが、今回の御蔵の海は非常に厳しいものでした。

昨年の御蔵での船の事故もちょうどこの時期です。一年経ってドルフィン船の安全体制は高まっていると感じます。

そんな状況下、初日は安全範囲のぎりぎりまで、ドルフィンスイムの可能性を模索しましたが、時に船ごとサーフする場面もあり、無理も出来ないので、結局イルカとの遭遇率も低かったです。

天気は良かったので陸上での活動は順調でしたが、海況が悪く延泊となりました。最終日は海も落ち着いて、晴天のなか、参加者たちも満足いくドルフィンスイムが出来たようです。

2007年5月12日土曜日

身近な化学物質にも気をつけた方がいい

環境関連で久しぶりに素晴らしい記事見つけたので読んでみてください。問題提起、客観性、科学性、啓蒙性、面白さ等全てあり、日々の生活でも役に立ちます。

【特集:あなたに忍び寄る身近な化学物質:ナショナルジオグラフィック:全4ページ】
http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/
0612/feature04/index.shtml


化学物質の取材のため、取材費180万円かけて筆者自ら実験台となり、体内の320種類もの化学物質検査した結果のリポートです。

体内に溜まってた化学物質は、昔から問題になっている水銀、鉛、ダイオキシン等の環境汚染物質から、最近ではいい香りのシャンプー、焦げないフライパン、繊維等含まれるものまでありました。

僕も、これまで直感的に体が敬遠してきたものが、たくさん出ていました。