2006年12月25日月曜日

心打たれるさりげない言葉

環境人材の面談の中で、さりげない言葉に心打たれることあります。

今日は珍しく50台半ばマスコミ系の方から、定年後アスベストの現場調査・処理の仕事へのお申し込みがありました。環境の中でも危険過ぎて人気のない仕事です。

面談のなかでさりげなく
「アスベストみたいな危険な仕事は、若い人がやる必要ない。僕たちの世代がやればいいのですよ。万が一吸い込んでも、どうせ発病の2,30年後だから、その頃はちょうど逝く時だし。若い人たちにはまだ未来がありますから。これまでいい思いをしてきた僕たち世代の仕事ですよ。」と仰っていました。

なんか世代間の人類愛みたいなものと、深い覚悟と行動力を感じた次第です。

2006年12月23日土曜日

ドキュメンタリー・・・傑作を超えた番組1

ドキュメンタリー・時事番組を良く見ます。時事では、日曜朝の政治・経済番組は、どれもお勧めです。全ての放送局DVD録画して見ています。政治家、経済人、評論家、時の人まで、第一線の方が生で出てること多いので、真っ直ぐな情報が入ります。

ドキュメンタリー番組見てて本当にすごいと思った人は、夜回り先生こと水谷修氏です。何度かテレビでやっていますが、今回は残念ながらデジタル教育のみです。

2006年12月24日(日)
午後3:00?午後4:30(90分) デジタル教育3
ETV特集「いいもんだよ、生きるって」?夜回り先生 水谷修のメッセージ(1)? 暴走族、薬物乱用、援助交際、リストカットなど少年少女の非行や悩みに真正面から向き合う定時制高校教諭・水谷修さん。「夜回り先生」と呼ばれる彼の活動と思いを伝える。


環境関連のTV番組は、こちらから
環境TV番組
http://www.ecojob.com/tv.htm

2006年12月22日金曜日

働く顔・・・風力発電(千葉県片貝海岸)

 環境人材紹介の仕事をしていると、時折紹介後の働いてる様子が気になります。ある新エネルギーベンチャー企業の社員は、なんとほとんどEcoJobからの紹介者です。

今日その会社に、デンマークから風車が届き、千葉の片貝漁港に設置するというので、視察に行きました。このプロジェクトは、地元漁協と共同のプロジェクトで、地域振興と新エネルギーを組み合わせ、環境と生産性を高める、興味深い開発です。

どんなに忙しくても、それで高給でなくても、社会的に役経つ仕事を一所懸命こなしている人は、自信のあるいい顔してますね。

(写真)風力発電の巨大な柱

2006年12月16日土曜日

今日は二つのNPOの忘年会


GNC(Grobal Network for Coexistence)
モンゴルの植林、環境教育を実践しているNPOです。10年位前、清廉の政治家で有名な、田中秀征氏(元長野一区、元経済企画庁長官)を塾長とする、「さきがけ塾」というものがありました。この塾のテーマは大きくいえば、「人類の共存、自然との共存へ、どう貢献できるか」だったと思います。塾一期生(僕もですが)のメンバーは、その後NPO・NGO、政治家・官僚、マスコミ・民間会社等で、このテーマを実践・挑戦し続けている人も多いです。GNCもさきがけ塾のメンバーから生まれ、そのテーマを実践しているNPOです。
http://kyouzon-gnc.com/index.html




みらいじまの忘年会は恒例の丸ビルソトコト店「SOTOKOTO LOHAS KITCHEN &BAR」 自然、アウトドア、環境、酒に強いスタッフ・参加者が集まり、非常に盛り上がりました!

2006年12月15日金曜日

サイパンの海の中!

サイパンで一緒のグループで潜った方が、ご親切にも写真を送ってくれました。
とてもお上手ですね。ありがとうございます。
最近サイパンの海に惚れ込んでいる理由はこの海だからです!
スキューバーでも、寒くなく傷とか自分の身を守れれば、ウェットスーツない方が、全然気持ちいいですよ。




2006年12月12日火曜日

トロールの人形

 トロールってご存知ですか。

北欧の民話に出てくる一種の妖精で、森の山奥に住み時に人を困らせたり助けたりもします。ただ子供の味方で、自然や妖精に敬意を払う人間には幸福をもたらしてくれるそうです。

ノルウェーでは多くの人がその妖精を信じ、トロール人形を持っているとのこと。

ところで、海外からの養殖サーモンは不味すぎてずっと敬遠してたけど、ノルウェー産だけはどの店でも美味しいので、すっかり天然だと思ったら、なんと全て養殖とのこと!ノルウェーでは野生の熊以外、天然は食べないらいしいです。

養殖でも美味しい理由は、自然豊かなフィヨルド(深い入り江の海岸)で養殖しており、水産先進国として環境保全型の高い養殖技術をもっているからだそうです。しかも安全・衛生も完璧だそうです。

ノルウェーは「国民が豊かな暮らしをしている世界ランキング」でも一位で、福祉も充実、街並みもすごいきれいですが、それに加えて水産資源の管理のために、見事な養殖も実現していました。これは生産者、消費者をはじめ、国民一人一人が、環境や美しい国をつくる意識が高いからだと思います。

我々日本人もこの点はまねたいですね。

トロールはおそらく自然の象徴で、ノルウェー国民は自然に畏敬の念をもっているから、トロールがノルウェー国民に幸福をもたらしているのでしょう。

おすすめの「築地魚河岸三代目」小学館からの情報でした!

2006年12月10日日曜日

パラオ ゴミ問題のボランティアスタッフ募集!

2日間断食結構苦しかったわりには、その後の食事、水分の感動、体調良好の感じそれ程でもありませんでした。まぁでも見えないとこで、良かったのでしょう。

さてパラオのゴミ問題ボランティアスタッフをみらいじまで募集します。

パラオでは、街の中央の海辺の1画に巨大処分場があり、ここに生ゴミから車まで、捨てられています。実際の処分場横の道歩くだけで、目や鼻から涙・鼻水がこぼれ、嗚咽したほどです。時に自然発火にて、周辺の大気の有害物質汚染が懸念されています。現在地元州政府と日本のJICA(国際協力機構)が、対策プロジェクトを進められています。

来年以降上記のリサイクルセンター建築が予算不足となり、ここまで進んだこのプロジェクトを中断させないように、約$80,000(約9000万円)の金額集める必要があります。

今後大手ポータブルサイトの協力を通じて(要請中)し、パラオに関係のある方、環境系NPO、NGO、ダイビングショップ、ダイバー、助成団体等に広く募金を呼びかける予定です。その一連のコーディネーを補助頂けるボランティアスタッフを緊急募集します。仕事量はご都合の良い時間で構いません。

特に条件等はありませんが、責任感のある方、英語の出来る方、HP作成出来る方はとてもありがたいです。

興味ある方は、みらいじまHPまで

2006年12月9日土曜日

断食2日間

 サラリーマン時代の時先輩が十二指腸潰瘍になり、「この病気は3日間水も食べ物も一切口にしなければ治ると医者に言われたから、3日間点滴で栄養とってる」と言ったのをやけに覚えています。

最近暴飲暴食がかなり続き(さけが美味すぎる)、十二指腸のあたりかなり疲れてるので、2日間飲まず食わずの断食挑戦中。治るか試しです。

しかしお腹が空くと、やけに食べ物の話題や看板に目がいきます。同じ道でも、新しい店いくつも再発見しました!

ところで、最近ネットで問屋からマグロのブロック買いに凝っています。解凍気遣うけど、美味いし安いですね。個人的には、あじ、いわし、さんま、さば等の青物の方が好きですけど。

この一ヶ月で、世界でもミナミマグロの漁獲削減に加え、クロマグロも削減決定しましたが、これだけ激減していると当然というか、遅すぎる決定です。

2006年12月3日日曜日

長崎3:平和のためには

 最終日は長崎の原爆資料館を見ました。
その悲惨さにあらためて言葉を失います。

日本人はもちろんのこと、世界の人にも見てもらいたいですね。日本語・英語表記だけでなく、アラブ、ロシア、ハングル語等の説明文もいると思います。

しかし時代が「平和と核廃絶」と少し逆の方にぶれてきましたね。

イラク民間人:3709人
米兵:100人
これは、今年の10月だけのイラクでの死者です。一ヶ月だけです。

こんなアメリカの傲慢かつ無謀な戦争に、日本は協力するどころか、同調・許すこと自体が間違いです。人様の命に関わることを、こんなに簡単に決めてはいけません。結局戦争の大義である、イラクの大量破壊兵器もなかった訳ですから、めちゃくちゃもいいとこです。

もうひとつ日本の最優先課題の一つは、北朝鮮のような危険な国に、核を絶対もたせないことだと思います。自民党の復党問題等はどうでもいいんです。

そろそろ我々も黙って見てるだけではまずいかもしれませんね。

2006年12月2日土曜日

長崎2:諫早湾干拓事業その後

 公共事業の「壮大なる税金の無駄と自然破壊」のされている、諫早湾干拓を十数年ぶりに見にいきました。

干拓地は見渡すことが出来ない程の広さとなっていました。

この「壮大なる無駄」の現状を、どう理解して良いのか。そして今後どうなっていくのか。

普通に考えたら、ほんとに頭が混乱します。

長崎1:雲仙普賢岳その後

 週末長崎に行きました。

1990年に噴火した雲仙普賢岳もすっかり落ちつきましたが、当時の火砕流や土石流の猛威の跡は痛々しく残っていました。