2007年2月22日木曜日

「心が疲れた・・・」闘い続ける友人たちにエール!

 新年度を控えてることもあり、関わっている活動のひとつひとつが大事な局面を迎えています。EcoJob、地元四谷、みらいじま、朝日キャンプ等どれも不思議と大事な時期が重なっています。今日は仕事の後、みらいじま、地元公園整備会議、朝日キャンプ会議と続きました。

最近友人たちが見事なまでにその表情で、「心が疲れた・・・」と漏らすことを良く聞きます。なんかとても理解できます。特に闘ってる友人たちに多いです。

朝日キャンプ、みらいじま、地元でも、理事等は本業で公務員、福祉、大企業等と旧態依然の組織で働いてる人が多いです。ただ組織に染まることなく、理想・理念を実現するために日々闘い、ちゃんとした結果も残しています。

「闘う」というのは、単に、不平・不満・反抗することではありません。忍耐、調和、説得、交渉、激昂を繰り返しながら、理想・理念を現実に実現させることです。特になにか新しいことや変化を起こす時は、必ず抵抗や壁が出来るもので、人間関係等が絡むと、非常に心が疲れることになります。

ただ時に、理念と仕事を成功させた人生の大先輩と会う時、ふとそういう心が疲れている表情を見せる方が多いので、その友人理事の表情は、理想に向かって闘っている勲章の顔とも見ることもできます。

2007年2月15日木曜日

小学校廃校後 地域住民による企画・運営施設の試み

 母校である四谷第四小学校が、生徒数不足により今年度で廃校となり、他の小学校と統合されました。この小学校は100年以上の歴史があり、僕の兄弟、父、お爺さんまで卒業した学校です。また災害時の防災地域としても重要な場所となっています。

廃校後、地元の要望により、来年3月より「四谷ひろば」という集会・地域交流・スポーツ施設に生まれ変わることになりました。

しかし、新施設への初期数億円の改修費は新宿区が払いますが、その後の企画・運営・管理・お金は全て、地元地域でやるという非常に厳しい条件です。これだけの大施設・大事業をですから。僕も元来楽観的な人間ですが、この事業はかなり危険と思っています。この運営スタッフを引き受けた理由もそこです。

民間試算なら百億以上の価値ある土地・建物を、地域のために無償で賃貸できるのはありがたいですが、それに相応する価値ある事業を区民に提供するのは容易ではありません。しかも維持・管理事業内容も含めて。

しかし思うのは、区民が必要とする価値あるサービスを提供するのは、本来は区がやるべき仕事で、市井の人は本業だけで手一杯なものです。そのため税金を払って、官吏が存在する訳ですから。ただ官吏が本来の機能を果たせない場合は、このようなケースも必要なのかもしれません。

地域が運営するということは、要望や必要性が直ぐに事業に直結できるという点でも、面白い面もありますし。まぁいろいろな流れでここまできたので、必ず成功はさせたいと思います。

2007年2月9日金曜日

一人賃貸、シックハウス深刻

 本当に驚きました・・・

賃貸物件等、更新時リフォームした貸事務所や賃貸マンションを見る機会がありましたが、

特に一人用マンション・アパート等で、7,8件にひとつは、深刻なシックハウス(有害化学物質が発生してる部屋)ですね。

ある公園前のフローリング等で揃えたに一人用マンションは、10分いるだけ、鼻の置に痛みを感じ、治るまで5時間位かかりました。フローリングの接着剤でしょうか。ここに住む人は確実に体を壊すでしょう。不動産屋さんにも忠告しておきましたが。

地方からたくさんの学生や社会人が出てきて、こんな部屋に住まわされたら、たまったものでありませんね。

シックハウスは、頭(鼻)で認識できなくても、体に確実影響するので、用心してください。

僕の経験から、以下の点が注意事項!

・部屋の匂いを意識して確認、特に窓を閉め切って確認
・安っぽいフローリングや無理にオシャレにリフォームしている部屋は要注意
・安そうな木材・建材使用している場合は、特に注意。加工、塗装、接着、建築等で有害物質を使用
・環境分野でも新しいジャンルのため、不動産業者の99%以上はシックハウスのことはよく知りません
・リフォーム時に国の基準守っているか確認
・国の基準守っていても、シックハウスは、ホルムアルデヒドだけでなく、まだ規制されていない有害化学物質使用しているケースが多々あり、問題になっています。


つまり、自分の住む所は、自分で確認して、自分で体を、自分で守るしかありません。

2007年2月8日木曜日

世の中捨てたものでない

 恥ずかしいことに、人より失くし物や壊し物が多く、旅行ではツアー料以上の損失がよく発生します。後から出てくるケースも多いのですが。

もともと鍵とか嫌いで、数年前までは家も鍵かけず、自転車など先月まで鍵を閉めませんでした。面倒くさいのもありますが、「鍵の無い社会が本来のいい社会」という思いもあります。盗まれることはあまりなく、自転車も三年位はもちます。

しかし、昨晩は先週末旅行の損失物を新宿に買いに行って、どこかの店で現金数万だけ置き忘れてしまい、二重の悲しみとなりました。

しかし!今日ひとつひとつ店に電話したところ、「世界堂」で無事発見!

お客さんが拾ってくれたそうです。世の中善良な人、善良な店はあるものです。

僕も前に5000円現金で落ちてても、そのまま交番に投げ渡しましたが、「失くした人の立場、痛み」はほんとに良く分かるからです。あと落ちてるお金や物など、気持ち悪くて使えませんね。


(写真)社員教育、善良な客が多そうな「世界堂」
 http://www.sekaido.co.jp/  
 世界堂は「より良い物を、より安く」画材・額縁・文http://www.sekaido.co.jp/具の販売専門店です。

 

2007年2月3日土曜日

ディープブルーの感動、危険、戦争・・・テニアンにて

 今日はサイパンの少し南に位置するテニアン島でのダイビングでした。
ここは海の中が断崖になっていて、ディープブルーの海を潜れる場所です。

期待通りに良い海で、深い海の素晴らしさを満喫した反面、やはりダイビングの怖さも再認識しました。やんちゃなバディの相棒が、深く潜り続け、タンクの空気切れを起こしてしまい、緊張の一瞬がありました。幸い事なきですみましたが。

テニアンからのボートで帰る途中、自然との充実感で満たされる一方で、昔の戦争のこと、ちょうどこの海の上で民間人も含めた「サイパン玉砕」へはじまる総攻撃がはじまったことや、このテニアン島から広島、長崎へ原爆投下飛行機が出発した事実等、複雑な思いで考えていました。

ありがたい、ありがたい

夏までにダイビングのインストラクターの資格とるために、今毎月サイパンです。サイパンの海の中の自然や生物多様性はまだまだ凄いです。中にはだいぶ壊されてる部分もありますが。

ところで、今泊まってるホテルは無線ランがついて、東京にいる時とあまり変わらず、部屋でも仕事も出来るのがありがたいです。

通信の発展も、低料金になった航空・ホテル、旅行会社も、簡単に潜れるダイビング技術の発展も、献身的なショップのスタッフにも、みんなに感謝ですね。先人たち、それぞれセクションの方々の努力で、社会の良いサービスは成り立っていると、あらためて感じました。