2008年5月31日土曜日

予算の無駄・官の無駄 国民が官の改革の後押しをする時

 善良で意義ある仕事をしている公務員の方には申し訳ないですが、あまりに目に余る予算や官の無駄は徹底的に改革する時期に来ていると思います。

東京にいても、地方に行っても、あらゆるよころで無駄が目に付きます。例えば今仕事場の前で夜道路工事をしていて、煩くて集中出来ないので、喫茶店やホテルに時折避難していますが、素人から見てもまだ使える道路なので、工事内容を尋ねると、なんと「エコ道路」に作り変えているといいます。遮音や熱反射に優れているとのこと。しかし環境や近隣住民に実際そんな効果はない、無駄な事業だと推測します。

御蔵島では島の裏側に車で40分位行く道があり、人は誰も住んでなく日に車も人も数える程です。しかしその道には大理石で入口飾った橋四つ等はじめ、何十、百億かかっています。加えてそこから海岸に降りる道を、断崖にコンクリート吹きかけて何年にも渡りつくっていますが、毎年台風のたびに剥がれ、いまだに完成していません。島の人も「島の人の知恵を使えば、こんなに壊れることはない。昔からそうやって階段つくって海岸に降りていたのだから」と話しています。

こんなケースは予算・官の無駄の氷山の一角です。一方で環境問題や食料問題、資源・原油必要高等、必要な予算や問題は無数にあります。今官の改革について、政治の方からも本格的な動き(下記本参照)が出始めていますが、我々国民はこういう動きを強く応援していかないと、結局は犠牲はまた国民になるだけだと思います。

官僚国家の崩壊
中川秀直
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