2007年8月9日木曜日

原発の場所決める時も「いい加減」だったとは

 新潟県中越沖地震により、柏崎刈羽原発で深刻なトラブルを招いた問題で、計画時の耐震基準の設定が、古い地震計のデータに基づいて、低く見積もっていたことを、当時計画に関与した専門家が認めたとのこと。

東京電力は震源域の海底の震源断層を詳細調査するそうですが、このような調査は原発計画時に徹底的にやっていたと信じていました。しかもこの地域一帯は砂地で、地震後液状化現象を起こしてるといいます。

そもそも原発自体が、放射性廃棄物処理方法や処分場が決まっていないのに、国や電力会社が自信もって推進していることに、「いい加減」さを感じていましたが、計画時の場所選定まで「いい加減」だったとは想像以上でした。念には念を入れてを建設場所決めていると信じていたので。

地球温暖化問題を、その「いい加減」な原発の隠れ蓑(かくれみの)にして、原子力を大々的に推進しているところが、また開いた口がふさがりません。

Co2出さなくても、放射能出したら終りですよ。