2011年3月30日水曜日

あまりの不条理さに怒る

ツイッターまとめ
沖縄の泡瀬干潟埋立問題、震災後の県予算委員会で埋立予算削除、昨日県議会で一転予算可決。国民新党の下地氏圧力「今県の予算削除すると、国の埋立予算が震災復興に回るぞ」。これを許してよいのか。http://www.awase.net/maekawa/20110330houdou.htm
3月30日

こんな不条理を許して良い訳はありません。せめて心の救済あれば@yoricopin 有機農業でがんばっていたのに、やりきれない話です。有機農家が首吊り自殺 
http://www.asahi.com/national/update/0328/TKY201103280468.html
3月30日

2011年3月24日木曜日

人生の先輩たちから“良さ”を引き継ぎたい

御蔵島で公私共々大変お世話になったご年配の夫婦がおり、数年前に旦那様が他界し、今月奥様が九州の娘さんの家に移るというので、22日途中一泊する熱海にご挨拶に行った。おばさんとの楽しい思い出は尽きない。御蔵でカツオを捌く時内臓を捨ててこっぴどく怒られたことも思いだす。厳しい自然と向き合う生活だからこそ、食物を無駄することは一切許さない姿勢だ。また御蔵の大自然のように、人としての奥深い思いやりもたくさん学んだ。

電車で熱海に向かう途中、窓から突然大きな海が開けた時、一瞬恐怖心を感じた。これまで長く海に携わり、海の素晴しさを満喫し、またそれを伝えてきたが、この種の恐怖の感覚は初めてだった。今回の津波の惨劇を見てである。

今日昔のさきがけの仲間の食事会があった。元千葉県知事の堂本さんがライフワークの生物多様性保全活動の中で、失礼ながらまるで子供のような純真な好奇心で、次のは海の中を見ていきたい、調べて行きたい、とものすごい熱心だった。僕も伊豆七島の海の中の話等をした。

重ねて失礼だが見た目お若いので、後からご年齢は70代後半と聞いて一層驚いた。年齢問わない純粋な海への好奇心に触れ、海への恐怖心を少し忘れ、今年のエコツアー開催意欲が少しずつ戻ってきた。

御蔵のおばさん、堂本さん共に、人生の先輩たちからまだまだ学び、励まされることばかりだ。そしてその良さを受継いで行きたい。

2011年3月23日水曜日

昨年のNHK地震番組で今回の地震を警告

最新の地震研究等紹介した昨年NHKスペシャル「MEGAQUAKE 巨大地震」、NKHオンデマンドで全四回見た。
東南海ならず今回の東北巨大地震を警告していたのに驚く。地震の起き方や津波の流れ等あまりに多く当てはまる。パソコンで見れるので今後の東海関東大地震の対策に必見。
http://www.nhk-ondemand.jp/

2011年3月21日月曜日

福島原発危機について

被災者が「もう頑張るしかない、今頑張らないでいつ頑張るの」と。我々も節電と短中長期的な物心最大支援が必要。今回の震災と原発危機を契機に日本を安全・安心の環境立国にするしかない。


ツイッターまとめ
福島原発、連休中良い情報もあったが、危険水域は何一つ変わらず。原発災害の性格上、致命的リスクは突然来る。メディア番組の通常化で緊張感が激減しているが、この東北の震災の惨状から日本人がまず学ぶことは、慣れ・世間・メディア・流れに惑わされず、個人がリスクを把握し対処することだろう。
3月22日

こんな状況だが、普段滅多に自分から誘わない友人が一席と言うので、昨晩新宿繁華街に出かけた。「福島最悪事態になったら、日本は戦後の焼け野原や原爆落とされたような状況になる。でも一度これまでの甘えを全て捨て、我々国民が一丸となり頑張れば必ずまた復興する」と覚悟を伝えたかったようだ。
3月20日

17日夜の3号機への地上からの自衛隊の放水は、失敗しなかったようだ。効果は未確定だが水蒸気が出たので、その分は徐熱は出来たと。昨日今日一番心配していた事だが失敗なくて良かった。10メートルから放水、自衛隊員相当無理してくれたのだろう。心から感謝、健康を祈る。
3月18日

2011年3月17日木曜日

福島原発最悪事態の場合、どうすべきだろうか②

今日の福島原発へのメディア、世間の対応が落ち着き過ぎていて恐ろしい。国や東電の対応は本当にぎりぎりで、もはや場当たり的な対応しか出来ていないし、効力もまだほとんどない。

国は膨大な放射性物質の拡散を避けるために、最悪の事態に備えて、莫大なセメントで原発封じ込めの準備等しているのだろうか。チェルノブイリの時も、拡散防止はそれしかなかった。

ヘリ放水はほとんど効果ないだろうし、たとえ警察放水で三号機のプールに水が入り、電源確保出来たとしても、短中長期的に見ても、複雑で繊細な原子力プラントがこれだけ壊れ、全て海水が回って、このまま四号機全てがうまく事態収拾出来る確率は高くはない。原発の性格上、一機がだめで放射能レベルが高くなると、もう人が入れないから完全放置しかない。福島の第一から六機と近く第二の四機も、放置になる。

一体どれだけの放射性物質が排出されるだろうか。

大事なことは体内に放射性物質を取り入れないこと。

レントゲンや飛行機みたいに放射線を浴びるのと、放射性物質を体内に取り込むのは、似て非なるもの。体内被曝と言うが、直ちに影響なくても、体内に取り組むと、そこから放射線を出し続け、直ちに健康被害がなくても、長期に重大な健康被害をもたらす。これは、空気、水、食べ物、接触等から体内に入る。花粉症や風邪ウィルス対策と似ていると言う。

特に子供、或はまた子供生む前の女性は、微量でも放射性物質を体内に貯め込むのは避けた方が良い。今の原発状況、政府の限界や、いろいろ状況調べて見ると、関東大震災の時期も確かに遠くはなく、南西避難の計画は、実は良い選択枝の一つかもしれない。

今日も本当に寒いが、放射能危機になった時、東北の現被災者の救援が途絶え、取り残されないかが心配だ。

福島原発の事態の収拾を心から願う。

福島原発最悪事態の場合、どうすべきだろうか①

政府やメディアは、パニック回避のため、福島原発の最悪事態のことは言えないので、僕なりに関東はどうなるか、どう行動すべきだろうか、考えてみた。

まず東京までで200キロ離れているので、風向きがこちらでも、深刻な放射能汚染はないだろう。
ただ原発六機あるので、一定の期間、高レベル放射能は出るだろうから、風によっては関東でも屋内待機が長い時も。雨によっては被爆リスクが高まる時もある。何れもしても高い放射能レベルではないと思う。

一切の被爆避ける人は関東を出るので、発表後には交通・道路は混乱、パニック移動の可能性がある。
ただ電気、ガス、水道等の生活インフラはこのままだろう。流通には支障が出て、食料や生活必需品不足等は起きそうだ。

一番大事なことは何だろう。

まず風や雨に応じて、放射能被爆を避ける生活スタイルを身に着けることだと思う。そうすれば多少の食料や品不足はあったとしても、関東でも健康で安全な生活は送れると思う。南西の地方で待機したい人は、計画的で落ち着いた移動が必要だ。

何よりパニックになって、東北の現被災者への救援が滞るような状況にしてはいけない。

最悪事態の可能性は、残念ながら半々位はあると思う。早くて今日明日から、遅い場合は長期化。原発の性質上、とにかく突然に来ることにご注意。

今は心構えと覚悟を持って大事に当たるしかない。僕も原発は物心付いた時から一貫して慎重反対してきたが、原発の電気の恩恵も十分受けてきたので。

最悪事態の回避を祈る。