昨日みらいじ第9回プログラム(こども回)が無事終了しました。
5,6年前、海洋学者のジャックモイヤー先生(故人)が、御蔵島で自然教育を実施している写真を見て、「こんな黒潮本流の海でよく子供向けのプログラムするものだ」と感嘆したことを今でも覚えていまが、自分たちも知らずしらずに子供プログラムを実施できるようになっていました。自画自賛で恐縮ですが、現場での経験の積み重ねが、自信にも繋がったからだと思います。 とはいいつつ、まだまだ中身は全然モイヤー先生には及ばす、いつも子供回始まるの2週間前から異様な緊張感が取れませんが。
今回は梅雨明けで、天候にも恵まれ、主要な海、森、沢、環境各プログラムもできました。
ただ子供回は普通にこなすことがどれだけ難しいか実感します。体調は壊しやすいし、海においても体力の減り方や恐怖心が大人とは違います。
予想外のことも多く、三年間学校無欠席の一番元気な子が、夜40度近い高熱で妄想にもうなされ、診療所にもお世話になりました。
また印象的だったのが、親子参加の組です。お母様方には、熱発の子が出た時や宿等にて、強く優しい手助け頂きました。また小6男子になると普段は生意気盛りですが、親子でドルフィンスイムに仲良く出かける光景は、なかなか素敵でした。
最後に、良き参加者と、献身的なスタッフに感謝します。
(写真) 野生イルカを見つけた時