2009年10月15日木曜日

沖縄泡瀬訴訟、二審も勝訴!民主党真価問われる

 とても嬉しいですね!賢明な判決だと思います。
しかし沖縄県と沖縄市は最高裁まで控訴するのでしょうか。裁判に関わる市や県の人件費も、裁判所の経費も、全て税金です。これまでも、これからもどれだけ無駄なお金と時間と労力を費やすのでしょうか。
今実際どこの海潜っても、専門家と話しても、地元の漁師さんに聞いても、海の中で異変が起きています。その一つは、磯やけや珊瑚の白骨化という、海の砂漠化現象です。気候変動による水温の変化が大きな原因とも言われています。
もはや無駄な時間やお金を使う暇があったら、このような人類、生態系に共通の深刻な問題に、皆で協力して取り組み始めないと、近い将来にでさえ豊かな海は守れないかもしれません。
ただ今はまだ、この泡瀬に代表される目的失くした海の埋立て事業が完全に中止になるまで、まず慎重に見届けなければいけませんね。
(写真)泡瀬の囲いの中にいる枝サンゴのスギノキミドリイシ:
現在まだどれくらい元気なのか分かりません、調査に潜りに行きたいです。
沖縄県沖縄市で2度にわたる司法判断は重いとして上告断念を決め、仲井真知事も同調する考えで、判決は確定する見通しです。ただなんと、東門市長は新計画を策定すれば事業を続けられると考え、新計画を来年3月頃に策定、公有水面埋め立て免許を変更した上で、事業継続する方向進めるといいます。
これで、まず埋立てありきでその後に利用方法を計画するという、見事なまでに本末転倒の公共事業の事例となりました。日本の中でも「無駄な公共事業と貴重な自然破壊」の見事なまでの象徴と言えます。万が一この事業が許されるのであれば、民主党政権が掲げる「不要不急な事業の改めや環境との調和」は完全に信頼を失ってしまいます。
今後の国の対応、採算性への疑問から事業中止を検討している前原国土交通相(沖縄相兼務)の対応が注目されます。

2009年10月10日土曜日

竹鶴またも世界一に・・・二冠

 ウィスキーの「竹鶴21年」が国際的に最も著名な酒類品評会(ISC:英国)でも最高賞「トロフィー」を受賞しました。これで二冠王者です。
日本が誇るウィスキーとなりました!
イギリスのお酒メーカーが、日本で開いた国際日本酒品評会で総なめするようなものです。
しかし竹鶴は昔から美味くて、そして美味さが毎年進歩し続けて驚愕していました。
ただこれは一言で言うと、日々のちゃんとした仕事が、しっかり味に出ているということですね。
是非見習いたいものです。

2009年10月6日火曜日

ソトコト11月号「生物多様性入門」親子イルカのこと掲載

【記事抜粋】
世界でも有数の野生のミナミハンドウイルカの棲息地域である御蔵島。かつては観光客が少なかったが、イルカウォッチングで有名になり、観光客の数は年々増加。「東京から一番近い秘境」の豊かな生態系を学び、環境を守るため年に8〜17回の環境教育プログラムを実施しているのがNPO法人『みらいじま』である。プログラムの目玉は、なんといっても野生イルカとの遊泳だろう。
代表・根岸弥之さんは、

「人懐っこい母イルカがいて、子どもを産むたびに赤ちゃんイルカを連れて近づいてきます。今まで何頭もの赤ちゃんと対面しました。」と話す。野生イルカの親子が澄んだ目で泳げる海を守り続けたい。