2009年12月9日水曜日

熊野古道で思う・・・我々の世代が残すもの

 南紀の熊野古道と熊野神社に行って来た。昔から熊野周辺は自然崇拝の地である。古道は何百年間日本中から庶民が熊野詣に通ってきた道で、重みや歴史、繫がりを感じる。森の中の石畳が素晴らしいが、これも何百年かけて先人が残してくれたものだ。
歩きながら、何百年後に我々の世代は何を残すのだろうと考えた。このままだと、将来海に行っても魚もいなく、気候は大きく変動、残留性有害物質は溜まり、放射性廃棄物もそのままのパターンも考えられる。何も残さなくても、自分達のつけ位ははきれいにしたいものだ。21世紀は環境の世紀であり、来年はその大きな転換点となると思う。