2008年4月11日金曜日

公務員の終身雇用制度の改革を

たまには世の中のお話も。
日本で多くの問題が噴出しているのは、国会議員に理念、見識、能力の低い人が多いのと、公務員問題が起因しているように思います。国会議員は我々国民が選んでいるから、その点は結局我々国民にも責任がありますが。国民も、議員に選挙応援の見返りを求めたり、町会等の暇つぶしで議員を呼んでいるようでは、議員もしっかりした仕事ができません。
昔「さきがけ」という政党があり、そこの「さきがけ塾」の一期生(田中秀征塾長)で勉強をしていました。今日はその二代目塾長の錦織淳先生(元首相補佐官、数回議員落選、弁護士)との酒宴がありましたが、ここまで理念、見識、能力の高い人が議員を落選している現状も、本当に日本の損失だと思います。

議員よりも国を悪くしているのが、今の公務員制度、悪しき公務員、過剰公務員の方々かもしれません。
もちろん良い公務員、能力があり、憲法の「国民全体への奉仕者」としての使命感をもつ公務員もおります。先日も税務署に素晴らしい公務員がおり、感動して土産に地元いちご大福を持参した程です。しかしこのような人は少数のような気がします。
能力・見識・責任感を失った公務員の解雇や、過剰人員の解雇は、せめて大手民間企業並に制度を変えないと、人件費だけでも国が傾いている大きな要因の気がしてなりません。大事なのは新卒採用の削減ではなく、意欲・能力失った人員の解雇だと考えます。

或は公務員の方々は、解雇のリスクが少ないからこそ、勇気をもって上に物を言い、自分の組織や仕事を改善・改革し、真に必要な仕事をして欲しいものです。
皆リスクを背負って生きている訳で、特権は誰にもありません。昔の武士階級には特権がありましたが、これは最大のリスク(命)を賭けた人たちだからです。